ナンクロの解き方

1. 基本的な方法

ナンクロは、通常のクロスワードパズルと異なり、マスの中にあらかじめ文字が入っておらず、数字が振られているのが特徴です。プレイヤーは数字ごとに割り当てられた文字を推理して、すべてのマスを文字で埋めることを目指します。

解き始める際には、まず出現頻度の高いひらがな(例:「い」「う」「ん」など)や、語尾になりやすい文字を仮定してみるのが有効です。また、同じ数字が複数回出てくる場所には、同じ文字が入るため、言葉のパターンを推測しやすくなります。

次に、文字数が確定している単語枠を見て、2文字・3文字の短い単語から埋めると、他の単語の推測に役立ちます。推測が難しい場合は、辞書機能や言葉リストを活用すると効率的に進めることができます。

ナンクロは語彙力と論理力を同時に使うパズルであり、空いた時間に脳を鍛えるのに最適なゲームです。初心者の方でも、慣れてくると解くスピードや正確性が上がり、ますます楽しめるようになります。

2. 具体的に回答を探す方法

こちらは当サイトオリジナルの縦5×横5の問題例です。懸賞雑誌の問題はもっとずっと大きいです。ナンクロの問題には通常ヒントの文字はありませんが、今回はわかりやすくするためにあえてヒントの文字を入れています。

ナンクロ例1

最初に判明している文字を該当の数字の場所に記載します。下記例では、2は「さ」、5は「じ」となります。

ナンクロ例2

次に、文字の並びの特徴のある単語を探します。赤枠は、1文字目と3文字目が同じで、かつ2文字目と4文字目が「じ」である5文字の単語です。ネットや辞書などを調べて候補を記載します。今回は「あじあじん(アジア人)」としました。

ナンクロ例3

1が「あ」となりましたので、他の1の部分に「あ」を埋めます。13は「ん」ですが、他に13はありません。

ナンクロ例4

次に、左端の縦の単語を調べます。1文字目と4文字目が「あ」、2文字目が「さ」の5文字の単語です。今回は「あさだあめ」としました。

ナンクロ例5

下から2番目の横の単語を調べます。「あ」から始まり「む」で終わる5文字の単語です。ここでは「あまるがむ(アマルガム)」としました。

ナンクロ例6

最後に、残りの文字と単語を調べて完成させます。全ての白枠が埋まると完成です。ちなみに「だつま」という単語がありますが「数珠に通してある大玉、または達磨」のことです。サンプルで作成したので、難しい単語になりました。

ナンクロ例7